自宅にいながらディズニーパークを楽しむブログ

年2、3回インパの遠方民がいかに自宅でディズニーパークを楽しんでいるかをお話しします

「ウォルト・ディズニーの銅像」などについて考えてみる

東京ディズニーリゾートのいくつかの場所に存在する
ウォルト・ディズニー銅像
今やシンデレラ城などにも負けない
ディズニーランドのアイコンとなりつつあるこれらの銅像ですが、
どんな経緯でどのように作られたか
知らない方も多いかもしれません。

それでは今回は、
パークに行くだけでは気づけない
ウォルト・ディズニー銅像の話について
見ていこうと思います。

目次

パートナーズ像

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上の画像はカリフォルニアのディズニーランドのもの
"Disneyland: Partners Statue in the Hub" by armadillo444 is licensed under CC BY-NC 2.0

東京ディズニーランドに入ってすぐ、
お城をバックにして立っているこの銅像
背広姿のウォルト・ディズニーミッキーマウスが手を繋いでいるもの。
ディズニーの象徴的な銅像です。
この銅像は世界各地に存在し、
元々はミッキーマウス生誕65周年を記念して
カリフォルニアのディズニーランドに設置されました。
東京ディズニーランドには1998年に
開園15周年を記念して設置されました。

ディズニーの創業者として、
また世界初のカラーアニメ映画や長編アニメ映画を制作したとして
有名な偉人「ウォルト・ディズニー」ですが
彼がどれだけ「ディズニーランド」に関わっていたのかということを
知らない人は多いかもしれません。
実はディズニーランドはある日ウォルトが突然思いつき
突然作り出したと言っても過言ではないくらい
ウォルトによる功績が大きいのです。
それについてはまた別の機会にお話しできればと思いますが、
東京ディズニーランドウォルト・ディズニー銅像があるのも納得です。

因みにこの銅像を作り上げたのは
伝説的なイマジニアである「ブレイン・ギブソン
彼は有名な魅惑のチキルームホーンテッドマンションカリブの海賊
キャラクターの造形を務め、
時にはリンカーン大統領を制作したこともありました。

彼曰く、大変だったのはウォルトとミッキーの手の繋ぎ方
ウォルトは5本指ですがミッキーは4本指で、
普通の対人での握手のようにはいきません。
そこで参考にされたのが1940年公開の映画「ファンタジア」
この映画には、偶然にも実際の人間とミッキーが握手するシーンがありました。
パートナーズ像を見る際はウォルトとミッキーの手の繋ぎ方についても注目してみてくださいね。

シェアリング・ザ・マジック像

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"Roy and Minnie" by dreamagicjp is licensed under CC BY-NC-SA 2.0

ワールドバザールの入り口左側
ちょっと目立たないところにある銅像です。
ミニーと一緒にベンチに座っている男性、
この方はウォルトの兄「ロイ・ディズニー」です
こちらの銅像は2008年に
東京ディズニーランド開園25周年を記念して設立されました。
何故ウォルトのお兄さんが?と思われるかもしれませんが、
実は彼はディズニーの裏の立役者。
ウォルトと一緒に現代のディズニー・カンパニーを立ち上げ、
カラーアニメ、長編アニメ映画、ディズニーランドと
何度も前例のないことに挑戦し続けるウォルトのために
莫大な資金繰りをしていたのがロイ・ディズニーなのです。

ウォルトとロイの2人がいなければ
今日のディズニー社の功績は無かったと言えるでしょう。
ここら辺の話もウォルトの話同様、
いつか話せたらなと思います。

ストーリーテラー

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上の画像はディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのもの
"Storytellers Statue" by Sam Howzit is licensed under CC BY 2.0

先程までは東京ディズニーランド銅像について解説していましたが、
こちらは東京ディズニーシーにある銅像です。
東京ディズニーランド開園30周年を記念して設置されました
東京ディズニーシーのエントランスに入ってすぐ、
巨大な地球儀のオブジェ「アクアスフィア」の近くにあります。
ウォルトの銅像東京ディズニーランドにも存在しますが、どう違うのか?
こちらの方が若い頃のウォルトがモデルとなっています。
何故若いウォルトの銅像が作られたのか?
それはこの銅像が初めて作られた場所について考えてみると分かります。

こちらの像は2012年にディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーというパークに初めて設置されました。
この年、パークに「ブエナビスタ・ストリート」というエリアがオープンしたのです。

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ブエナビスタ・ストリート
"Buena Vista Street" by Scott Thomas Photography is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

このエリアは20代のウォルトがアニメビジネスを夢見てやってきた1920年代のロサンゼルスの様子が再現されており、
それに伴い銅像のウォルトも20代の頃の若い姿となっているのです。
また、隣にはミッキーがいますが、
当時はまだミッキーが誕生する前でした。
そんな新天地に希望あふれるウォルトの銅像
冒険をテーマにしている東京ディズニーシーにもぴったりな気がします。

 

参考文献

「東京ディズニーランドの今後リニューアルされそうなアトラクション」を考えてみる・後編

それでは前回のブログ
東京ディズニーランドの今後リニューアルされそうなアトラクション」を考えてみる・前編
で紹介しきれなかったアトラクションについて紹介していきます

↓前編はこちら

mitukeymouse.hatenablog.com

※注意
この記事は今後リニューアルされそうなアトラクションをあくまで個人的に予想しているものです。

公式のリニューアル計画や実際のリニューアルとは一切関係ありません。
またこの予想にアトラクションの人気や優劣は関係ありませんのでご了承ください。

目次

ミッキーのフィルハーマジック

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"Mickey’s PhilharMagic - Tokyo Disneyland" by of other days is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

数多くのディズニー作品が登場するアトラクション
「ミッキーのフィルハーマジック」
3Dメガネをかけて立体映像を見るシアターアトラクションとなっています。
今年でオープンして10周年、
これまで映像がリニューアルされたことは無かったのですが
そろそろリニューアルがされるかもしれません。
というのも…

disneyparks.disney.go.com

2021年6月、
海外のディズニーパークにあるミッキーのフィルハーマジックに
映画「リメンバー・ミー」の映像が追加される
リニューアルが行われました。
その後も他のディズニーパークにも
順次リニューアルが行われるようですが
現在東京ディズニーランドのミッキーのフィルハーマジックがどうなるかは
まだ発表されていません。
しかし映像を変更するだけなので、
リニューアルされる日は案外近いかもしれません。

東京ディズニーランドのミッキーのフィルハーマジックは
オープンが10年も前ということもあり、
映像が若干古く画質の荒さが目立つので
これを機に画質の向上も
期待されています。

ホーンテッドマンション

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"Exploring Fantasyland" by Castles, Capes & Clones is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

999人の亡霊が住む屋敷を探索するアトラクション。
かなり歴史のあるアトラクションですが、
内容は実はオープン当初からほとんど変わっていません。
しかし他の国のパークでは
内容にも多くのアップデートがされているのです。
例えば…

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画像出典:Endless Staircase | Haunted Mansion Wiki | Fandom

例えばこちらの部屋中に階段が張り巡らされた部屋
階段は上下がバラバラになっており、
幽霊らしきものの足跡が付けられています。
このシーンはフロリダのホーンテッドマンションに2007年に
東京ディズニーランドの蜘蛛の巣があるシーンをリニューアルして作られました。
他にも…

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"So George Married an Axe Murderer" by Brett Kiger is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

屋根裏部屋にはいくつかの夫婦の肖像画が飾られていますが、
肖像画からは夫の顔が消えていきます。
この部屋には嫁に殺された夫達の幽霊が彷徨っており、
奥には夫を殺した張本人である花嫁の幽霊がいます。
東京ディズニーランドホーンテッドマンションでも花嫁がいる
屋根裏部屋をリニューアルしたものであり
カリフォルニアとフロリダの両方で2006年頃にリニューアルがされました。
さらに!

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"Beware of Hitchhiking Ghosts" by Brett Kiger is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

この有名なヒッチハイキングゴーストのシーン、
いつものように乗り込んでくるだけかな?
と、思いきや
なんとゲストの顔を風船にしたり飛ばしたり
ペアのゲストの顔を入れ替えたりと
ゲストの顔で遊び始めます
このシーンは2011年にフロリダのものでリニューアルされました。

このように
ホーンテッドマンションは様々なリニューアル候補があるため
いつリニューアルされてもおかしくないのかもしれません。

カリブの海賊

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"Pirates of the Caribbean" by Castles, Capes & Clones is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

ボートに乗って海賊が荒れ狂う世界を冒険するアトラクション。
こちらもホーンテッドマンションに負けじと
長い歴史のあるアトラクションなのですが、
ホーンテッドマンションとは別の意味で
リニューアルされる可能性があるのです。

2018年頃から、海外のディズニーパークのカリブの海賊でとあるリニューアルがされました。
変更されたのは有名な「花嫁オークション」のシーン
男の海賊たちが村の娘達を花嫁としてオークションにかけているシーンです。
このシーンが新たに「物品オークション」のシーンへと変更されました。

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"Pirates of The Caribbean - Auction Scene" by Justy.C is licensed under CC BY-NC-SA 2.0

村人から奪った美術品などの品々を、
海賊がオークションにかけるシーンに変更されたのです。
さらに花嫁オークションの頃から人気だったキャラクター
赤毛の娘」が
新たに赤毛の女海賊」として
オークションを仕切る役割を果たすようになりました。

このリニューアルが行われた原因、
それは現代の論理間に適した描写への変更です。
カリブの海賊は悪行を行っていた海賊がテーマのアトラクションであり、
海賊は子供には見せられないような
あんなことこんなことも行っていました。
アトラクションがオープンした当時はジョークとして済まされてきたシーンも
時代の変化と共に相応しくないシーンとなっているのです。

実はカリブの海賊が論理的な問題でリニューアルされることは
今回が初めてじゃありません。

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"Map & Key" by KGSImaging is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

例えばこのシーン。
宝の地図や鍵を持った海賊の後ろの樽に
ジャック・スパロウが隠れているというシーンです。
このシーンは何度かリニューアルされており、
一番最初のシーンでは
海賊は女性ものの下着を持っており
後ろの樽には下着を取られた裸の女性が隠れている
というものだったのです。
流石にこのシーンはまずいとされ、
その後修正されました。

論理的な問題ゆえ、
このリニューアルが行われるのも
時間の問題かもしれません。

ロジャーラビットのカートゥーンスピン

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"Roger Rabbit's Car Toon Spin Sign" by Aibohpphobia is licensed under CC BY-NC-SA 2.0

黄色いタクシーに乗って
アニメの世界をドライブするアトラクション。
今回紹介する中では
最も最近リニューアルする可能性が判明した
ものとなっています
事の発端となったのはこちらの記事

www.ocregister.comカリフォルニアのディズニーランドに存在する
ロジャーラビットのカートゥーンスピンにて、
ストーリーが大幅に変更されることが発表されました。
明確な時期は未定ですが、
ロジャー・ラビットの妻であるジェシカ・ラビット
新たに私立探偵として活躍する
オリジナルのストーリーが展開されるようです。

カリフォルニアのディズニーランドですら
時期が未定で内容もほとんど公表されていませんが
東京ディズニーランドにどのように影響してくるか
注目してみる必要がありそうです。

以上、
前後編に渡りましたが
東京ディズニーランドの今後リニューアルされそうなアトラクション
勝手に予想してみました。
最初にお伝えした通り
あくまで個人的な予想なので
実際のパークが今後どうなるかは未定ですが、
今後のパークを予想しながら遊んでみるのも
楽しいかもしれません。

www.tokyodisneyresort.jp

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「東京ディズニーランドの今後リニューアルされそうなアトラクション」を考えてみる・前編

2020年、東京ディズニーランドに大規模開発エリアがオープンしました。
スタージェット
「グランド・サーキット・レースウェイ」
という2つのアトラクションの跡地に、
新たに
「ミニーのスタイルスタジオ」
ベイマックスのハッピーライド」
美女と野獣“魔法のものがたり”」
ファンタジーランド・フォレストシアター」
の4つの施設がオープンしました。
東京ディズニーランドでも例を見ない大規模の開発
大変夢が広がりますが
夢が広がっても広がらないものがあります。
土地です。

オープンして38年経ち、数々の開発が行われました。
その結果、現在残された開発用地は
立体駐車場建設のため空いた
トゥモローランド裏の敷地くらい…
当然ここは大事な空き地。
手がつけられるのはだいぶ先になるでしょう

さて本題。
空き地はありません。
でも新しいものを用意しなければゲストに飽きられてしまいます。
しかし空き地がなくても大丈夫
既存の施設をリニューアルすることによって
ゲストに新しい体験を与えることができます。
というわけで今回は
東京ディズニーランドで今後リニューアルされそうなアトラクション
について考えてみました

※注意
この記事は今後リニューアルされそうなアトラクションをあくまで個人的に予想しているものです。

公式のリニューアル計画や実際のリニューアルとは一切関係ありません。
またこの予想にアトラクションの人気や優劣は関係ありませんのでご了承ください。

目次

ビッグサンダー・マウンテン

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上の画像はマジック・キングダムのもの
"Big Thunder Mountain Railroad" by Sam Howzit is licensed under CC BY 2.0

個人的に
来年にでもリニューアルの知らせが来るんじゃ無いかな?
と勝手に思っているアトラクションが
ビッグサンダー・マウンテン」です。
ビッグサンダー・マウンテンは西部開拓時代の金鉱を
暴走する鉱山列車に乗るアトラクション。
これが2014年に、カリフォルニアのディズニーランドのものが
とあるリニューアルされたのです。
その内容は洞窟の中で列車が巻き上げられる際、
洞窟の中のダイナマイトの導線に火が付いて
爆発とともに爆風で列車が飛び出す
というもの。

プロジェクションマッピングを使った演出で、
ぶっちゃけ今すぐにでも導入できそうなリニューアル
2018年に行われたキャッスルプロジェクションショー
「Celebrate! Tokyo Disneyland」では
ビッグサンダーマウンテンでダイナマイトが爆発する演出が描かれていたこともあり、
「これはすぐにでもリニューアルされるんじゃないか?」
なんて噂もあったくらいなんですけど
残念ながら現代までも未だにリニューアルはされていません。

スペースマウンテン

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上の画像はカリフォルニアのディズニーランドのもの
"Space Mountain" by Averain is licensed under CC BY 2.0

こちらも大人気のジェットコースター。
宇宙をイメージした暗闇を
ロケット型の車両に乗って疾走します。
こちらのアトラクション、またしてもカリフォルニアのディズニーランドの話になりますが、
2005年に大規模なリニューアルが行われました。
その際に追加されたのが座席に取り付けられたスピーカーです。

座席にスピーカーが取り付けられるとどうなるのか?
今まで暗闇を無音で疾走していたものが
新たにノリノリのミュージックが流れるように進化
よりスリリングな体験が味わえるようになりました。
さらに映像投影やレーザーなどと組み合わせて、
恐怖の音楽とともにお化けの形をした銀河が襲いかかる
「ゴースト・ギャラクシー」
あのスター・ウォーズの世界を組み合わせ
ロケットに乗ってファーストオーダーと戦う
ハイパースペース・マウンテン」など、
様々なバージョンも行えるのです!

東京ディズニーランドのスペース・マウンテンも、
実は2007年にリニューアルがされました。
その際内装の変更などは行われたものの、
座席にスピーカーが取り付けられることはありませんでした。
それが建築上の問題で取り付けなかったのか?
それとも取り付けられなかっただけなのか?
今後もしかしたらリニューアルがされるかもしれません。

スプラッシュ・マウンテン

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上の画像はマジック・キングダムのもの
"Splash Mountain" by myfrozenlife is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

ボートに乗って滝壺に落ちる大人気アトラクション。
このアトラクションにも、
リニューアルの可能性があります。

2020年6月、カリフォルニアとフロリダにある
スプラッシュ・マウンテン
映画「プリンセスと魔法のキス」を
テーマにリニューアルされることが
発表されました。
現段階では東京ディズニーランドのスプラッシュマウンテンが
今後どうなるかは発表されていませんが、
歴史の長いアトラクションですので
リニューアルされる可能性はありそうです。

また、スプラッシュ・マウンテンのリニューアルについては
以前アトラクションの歴史と共に
紹介した記事がありますので
よろしければご覧ください。

白雪姫と七人のこびと

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上の画像はマジック・キングダムのもの
"Snow White's Scary Adventures" by insidethemagic is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

開園当初から存在する人気アトラクション。
「白雪姫」の名からメルヘンなものを期待したゲストが
数々のお化けや怖い魔女に脅かされて怯えて出てくるのが
もはや風物詩となりつつあるこのアトラクションですが、
もしかしたら怖くなくなるかもしれません。

2021年、カリフォルニアのディズニーランドの同アトラクションに大規模なリニューアルがされ、
「白雪姫のエンチャンテッド・ウィッシュ」というアトラクションに生まれ変わりました。

disneyparks.disney.go.com

このリニューアルでは
踊る白雪姫と小人
鉱山で宝石を掘り出す小人
王子様のキスで目覚める白雪姫など
怖いシーンがカットされ、全体的に楽しいシーンが多く追加されました。
さらにプロジェクション・マッピングや多くの特殊効果の導入により
最新のアトラクションにも負けないほど豪華な体験ができるアトラクションとなりました。
東京ディズニーランド白雪姫と七人のこびと
同様のリニューアルは十分可能なので、
そのうち続報が来るかもしれません。

東京ディズニーランドの今後リニューアルされろうなアトラクションは
まだまだ存在するのですが、
この続きはまた別の機会に話しましょう。

↓後編はこちら

mitukeymouse.hatenablog.com

 

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「レイジングスピリッツ」の歴史について考えてみる

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"Raging Spirits" by kazamatsuri is licensed under CC BY-ND 2.0

「レイジングスピリッツ」
東京ディズニーシーに存在するジェットコースター
遺跡を走るホッパーカーがテーマとなっており、
東京ディズニーリゾートで唯一
「縦一回転ループ」
があるコースターです。
高所から加工と上昇を繰り返す特徴的な走り方をし、
若者を中心に人気あるアトラクションとなっています。
今回はこのアトラクションの歴史を見ていくのですが
その経緯を知るためには、
まずは日本から遠く離れたフランスにある
「ディズニーランド・パリ」の話をする必要があります……

ディズニーランド・パリは
1992年にオープンしました。
1983年にアメリカ国外初のディズニーランドとしてオープンした
東京ディズニーランドが大成功したため、
2つ目の世界進出のディズニーランドとして
ヨーロッパをターゲットに
フランスにオープンしました。

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"Sleeping Beauty Castle, Disneyland, Paris" by heatheronhertravels is licensed under CC BY 2.0

未知の市場「ヨーロッパ」のため
ディズニーランド・パリは今までにない
最高級のディズニーランドとして制作されました。
さらにオープン直後も数々の施設を追加する
リニューアルが行われました。

その中に、アドベンチャーランドの新しいアトラクションという案がありました。
そこで採用されたのが、
当時世界のディズニーパークで大人気だったとあるコンテンツでした。

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"Indiana Jones Stunt Spectacular! Sign Detail" by IceNineJon is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

そう……インディー・ジョーンズです

まぁ、というかジョージ・ルーカスが製作した
ルーカス・フィルムの作品群のことなんですけど、
当時ジョージ・ルーカスが協力したキャプテンEO
映画を原作としたスター・ツアーズの登場により
ジョージ・ルーカス作品が大人気となっていました。
ディズニー関係ないけど。

その中の1つ、インディー・ジョーンズも
先んじてディズニー・ハリウッド・スタジオで
「グレートムービーライド」というアトラクションに登場し
映画さながらのスタントなどが開催されていました。
危険な遺跡を冒険するこの作品はアドベンチャーランドにぴったり
と、いうわけで
ディズニーランド・パリにもインディー・ジョーンズの
アトラクションが作られたのです。

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"Indiana Jones and the Temple of Peril" by Haydn Blackey is licensed under CC BY-SA 2.0

それがこの
インディージョーンズと危難の魔宮」です。
…ん?
と思った方は感が鋭い。
実はこのアトラクションこそが
レイジングスピリッツの元となったアトラクションなのです。
こちらのアトラクションの舞台は
ジャングルの奥地にある遺跡。
インディー・ジョーンズを含め
先に探索に行ったはずの
探検隊は何故か誰もおらず、
探検隊がいた跡のみが残されていました。
ゲストが調査用のホッパーカーに乗り込むと
ホッパーカーが暴走を始めます。

うん、
ストーリーもなんか似てますよね。
あ、因みにインディー・ジョーンズは登場しません。
名前と雰囲気だけです。

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"Raging Spirits" by kazamatsuri is licensed under CC BY-ND 2.0

さて、これがレイジングスピリッツとなるにあたりどう変わったのか?
まずご存知のようにテーマが変わりました。
元々インディー・ジョーンズが探索しているという遺跡が
完全にオリジナルな遺跡ということになりました。
恐らく東京ディズニーシーには既に
「インディー・ジョーンズ・アドベンチャークリスタルスカルの魔宮」という
インディー・ジョーンズをテーマにしたアトラクションがあったからと思われます。
そこで遺跡にも新たなストーリーが付けられ、
火の神と水の神の像を間違えて向かい合わせてしまったことにより
ねじ曲がってしまったレールをホッパーカーが暴走する
となっています。

それでは最後にアトラクションの小ネタの話をしておきましょう
実はレイジングスピリッツはとある記念の頃に作られたアトラクションでした
しかも東京ディズニーリゾートは関係ありません。
レイジングスピリッツがオープンした2005年、
世界で初めてのディズニーパーク
カリフォルニアの「ディズニーランド」が
開園して50周年を迎えました。

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"Sleeping Beauty Castle" by HarshLight is licensed under CC BY 2.0

世界初のパークの50という区切りの年ですから、
世界のディズニーパークでもお祝いが行われました。
それで、その時に東京ディズニーシーにオープンしたのが
レイジングスピリッツだったわけです。
その為もあってか、
レイジングスピリッツの待機列にある懐中時計は
カリフォルニアのディズニーランドの開園日である
7月17日をもじって
7時17分となっているのです。

もう1つ小ネタ!

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"Raging Spirits" by ClRyu is licensed under CC BY-NC 2.0

レイジングスピリッツの遺跡の上部、
これ顔のように見えませんか?
実はこの遺跡にはモデルがあります。
しかもそれは実際の遺跡ではなく、
とあるディズニー作品の遺跡なのです。
その作品とは、2000年公開の映画ラマになった王様」。
ラマにされてしまった我儘な王様が奮闘するコメディ作品なのですが、
この映画に登場する王様の寺院がこの遺跡のモデルになっているのです。

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画像出典:The Emperor’s New Groove and Its Surprising Connection to a Tokyo DisneySea Ride - WDW News Today

こちらが映画に登場する遺跡。
どう?似てますでしょ?
しかしレイジングスピリッツにそれ以外
ラマになった王様の要素は存在しないため
何故モデルとなったのかは謎のままです。

以上がレイジングスピリッツの歴史の紹介となります。
なお、今回少しだけ紹介したインディー・ジョーンズとディズニーパークの話は
先程出た東京ディズニーシーのアトラククション
「インディー・ジョーンズ・アドベンチャークリスタルスカルの魔宮」の話にも繋がりますので
また今度お話ししようと思います。

 

参考文献

世界最小のディズニーパーク「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」について考えてみる

皆さんは世界最小のディズニーパーク
ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」
をご存知ですか?
まるでディズニーの映画スタジオのような名前をしていますが、
列記としたディズニーパークの名前です。
一体どんなパークなのか?
何故世界最小となってしまったのか?
今回はそんなウォルト・ディズニー・スタジオ・パークについてみていこうと思います。

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"Walt Disney Studios - Paris" by myfrozenlife is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークはフランスに存在するディズニーパーク
ディズニーランド・パリの隣にある2つ目のパークとなています。
ハリウッドの映画や作品の世界をテーマにしたパークで、
フロリダにある「ディズニー・ハリウッド・スタジオ」にかなり近いパークとなっています。
要は映画が全面的に押し出されたパークというわけです。

このパークは2002年にオープンしました。
実は2000年初期はディズニーが低迷機だった頃で、
またディズニーランド・パリはあまり人気が出ず財政難となっていました。
そんな中、当時の契約で
とある期間までにディズニーランド・パリにもう1つのパークを作らなければならない
ということになっていたのです。
その結果、契約上の都合で仕方なく低予算で作られたのが
このウォルト・ディズニー・スタジオ・パークなのです
それではこの低予算で作られたパークの中身は一体どうなっていたのか見てみましょう。

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"Studio 1, Walt Disney Studios Park" by memoreks is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

パーク門を潜ると、「フロント・ロット」というエリアに入ります。
ここには「スタジオ1」とういう巨大な屋内施設があり、中にはショップやレストランがあります。
入り口入ってすぐに屋内の複合型ショップがあるのは東京ディズニーランドとこのパークだけです。
ここを通ればいよいよパーク内となります。

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"Disneyland Resort Paris, Studio Tram Tour: Behind the Magic" by Qsimple, Memories For The Future Photography is licensed under CC BY-NC-SA 2.0

パーク1の大型アトラクションが「スタジオ・トラム・ツアー:ビハインド・ザ・マジック」です。
このアトラクションは大型のトラムに乗って映画撮影現場のようなセットを見学するというもので、
最後にはトラムが洪水に巻き込まれるというスリリングなシーンがありました。
元々このアトラクションは先述したフロリダのディズニー・ハリウッド・スタジオに存在した「スタジオ・バックロット・ツアー」を移設したもの。
元々ディズニー・ハリウッド・スタジオでは映画の製作を行なっており、実際の製作現場の見学も兼ねたアトラクションとなっていました。
しかしディズニー・ハリウッド・スタジオでの映画の製作もずっと前に終了し、ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークでは映画の製作は行っていません。
その結果、映画の製作現場風の場所を巡るアトラクションとなってしまいました。

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"Rock 'n' Roller Coaster Avec Aerosmith" by Castles, Capes & Clones is licensed under CC BY-ND 2.0

それ以外のアトラクションはというと、
まずは「ロックン・ローラー・コースター」という屋内型ジェットコースター
ノリノリの音楽に合わせて暗闇を疾走するというものですが、
これもディズニー・ハリウッド・スタジオから移設したもの。
オリジナルのアルマゲドンスペシャル・エフェクト」というアトラクションも存在しましたが。
映画の宇宙船での特殊効果を体験するというもので、それほど大規模なアトラクションではありませんでした。
あとは小型のアラクションがほんの数個あるだけで、
とてもディズニーパークとは思えないほど見るものが無いパークとなってしまっていたのです

しかしそれも19年も前の話、
変化しないディズニーパークはありませんから、当然このパークにも何かしらのアップデートが行われました。

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"Twilight Zone Tower of Terror" by Castles, Capes & Clones is licensed under CC BY-ND 2.0

まずは日本でも大人気なタワー・オブ・テラーの導入。
映画「ファインディング・ニモ」をテーマにしたオリジナルのジェットコースター「クラッシュ・コースター」のオープン。
世界初の映画「トイ・ストーリー」をテーマにしたエリアトイ・ストーリー・プレイランド」のオープンなど…
さらに一番大規模だったのは、映画「レミーのおいしいレストラン」をテーマにしたアトラクション
レミーのおいしいレストラン:ザ・アドベンチャー
のオープンでした。

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"Ratatouille" by Joe Shlabotnik is licensed under CC BY-NC-SA 2.0

パークに新たに作られた小規模のレミーエリアに存在するこのアトラクションは、
ネズミの大きさになって人間に捕まらないようキッチンの中を駆け回るというものです。
実際の部屋と3D映像が交差するこの特殊なアトラクションは
ディズニーの最新型の線路のいらないライドシステムが使用され、
映像は元の映画の制作よりも長い期間をかけて制作されたそうです。
瞬く間に人気となったこのアトラクションは
近年フロリダのエプコットというパークにも輸入されました。

ここまで数々のアトラクションがオープンしたウォルト・ディズニー・スタジオですが、
それでもまだ「世界最小のパーク」と言われています。
これにはとある理由があります。
ここ数年で、パークの大半のアトラクションがクローズしたのです。
先述した
「スタジオ・トラム・ツアー:ビハインド・ザ・マジック」
「ロックン・ローラー・コースター」
アルマゲドンスペシャル・エフェクト」
これらのアトラクションは全てクローズしてしまいました。
そんなに多くの施設がクローズしてしまって、遂にパークはなくなってしまうのか?
実はその逆で、このクローズは更なるリニューアルのための準備でした…

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画像出典:Disney Announces Transformative Multi-Year Expansion for Disneyland Paris – DisneylandParis News

2018年、ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークを大規模に拡張する拡張案が発表されました。
このリニューアルでは新たにアナと雪の女王」「マーベル」「スター・ウォーズのエリアが追加され、
拡張エリアの中心に作られる巨大な湖では大規模な水上ショーが行われることが発表されました。
先述の「ロックン・ローラー・コースター」は「アイアンマンがテーマのジェットコースター」
アルマゲドンスペシャル・エフェクト」はスパイダーマンの大型アトラクション」
さらに「アナと雪の女王」エリアと「スター・ウォーズ」エリアはパークの外に有り余っている空き地に建設されるようです。
「スタジオ・トラム・ツアー:ビハインド・ザ・マジック」は既に映画「カーズ」がテーマの「カーズ:ロード・トリップ」へリニューアルされました。

世界一小さなパーク、「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」
その小ささはある意味、「世界一可能性を秘めたパーク」なのかもしれません。

 

参考文献

東京ディズニーランドと他のディズニーランドの違いを考えてみる

東京ディズニーランド
子供も、大人も
楽しく過ごせる
DISNEYLAND IS YOUR LAND

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"Cinderella Castle" by ClRyu is licensed under CC BY-NC 2.0

東京ディズニーランドは日本に存在するディズニーパーク。
元々カリフォルニアやフロリダに存在したディズニーランドを
日本に持ってきたディズニーランドとなっています。
入り口から続くバザール
中心に聳える城など
ディズニーランドとしての様式を貫いたパークとなっています
しかしオリジナルのディズニーランドとは異なるところもあります
そこで今回は
東京ディズニーランドが他のディズニーランドと違う
について見ていこうと思います。
なお、オープンから38年の中でかなりオリジナルの施設やアトラクションが増えましたが、
それらについては今回は触れませんのでご了承ください。

目次

運営しているのはディズニーではない

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"Tokyo Disneyland Halloween 2006 (day)" by xiaming is licensed under CC BY-NC-SA 2.0

カリフォルニアとフロリダにあるディズニーランドは
どちらもウォルト・ディズニーによって考案されたもので
開園当初から現代までディズニーによって運営されています。
しかし我らが東京ディズニーランド
株式会社オリエンタルランドという会社が運営を行なっています。

現在世界6ヶ所にディズニーランドは存在しますが
運営をディズニー以外の会社のみで行っているのは
東京ディズニーランドだけです。
そのためグッズやキャラクターなどの傾向が
他の国のパークに比べて
かなり日本人にターゲットが絞られているのが特徴です。

ただし全てがオリエンタルランドによって行われているわけではなく
アトラクション、ショー、パークの設計など
ディズニー側が行っていることも多くあります。

大きな屋根がついたバザールがある

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"World Bazaar" by Kobetsai is licensed under CC BY-ND 2.0

東京ディズニーランドのエントランスを入ってすぐ
玄関口とも言える通りがワールドバザールです。
20世紀初頭のアメリカの古き良き街並みをイメージしたこの通りには
雨を遮るための巨大なガラス屋根がつけられています。

こちらは元々カリフォルニアのディズニーランドに存在する。
「メインストリートUSA」というエリアに
ガラス屋根を付けたものとなっています。
このガラス屋根も
東京ディズニーランドにしか存在しません。
悪天候が多い日本の天気に配慮して屋根が設置されたのです。

ワールドバザールの横を抜けることができる

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"Tokyo Disneyland Resort" by coconut wireless is licensed under CC BY-ND 2.0

えっ、そんなこと?
と思われるかもしれませんが、
実はこれも東京ディズニーランドだけの要素。
ワールドバザールの途中を抜けて
横にあるエリアのトゥモローランドアドベンチャーランド
行くことができます。
これが他のディズニーランドではできません。
他のディズニーランドにある「メインストリートUSA」では
通りは城の前の広場に行くまで抜け道がなく
広場に出てからそれぞれのエリアに行くようになっています。

パークの外周を鉄道が走っていない

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"Western River Railroad" by ClRyu is licensed under CC BY-NC 2.0

東京ディズニーランドにはウエスタンリバー鉄道というアトラクションがあります。
このアトラクションは東京ディズニーランドの一部のエリアを
蒸気機関車に乗って一周するというものです。
この鉄道のアトラクションは他のディズニーランドにあるものとかなり異なります。
例えばカリフォルニアのディズニーランドには
「ディズニーランド鉄道」というアトラクションがあり、
パークの外周を一周しています。
さらにパークのいくつかのエリアには
乗り降りするための駅があり、
どの駅からも自由に乗り降りすることができます。
そのためパークを移動するために鉄道を利用することができるのです。

東京ディズニーランドウエスタンリバー鉄道は乗り降りできる駅が1つしかなく
名前の通り、主にウエスタンランド周辺のみを走っています。
これだけでも、パークの景観が変わったり
移動の有無が変わったりと
かなりパークの体験に差が出てきます。

パークで使われる言語がほとんど日本語

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"Monsters, Inc. Ride & Go Seek!, Tokyo Disneyland" by yuichi.sakuraba is licensed under CC BY-NC 2.0

「それは日本のディズニーランドなんだから当然でしょ?」
と思われるかもしれませんが、
これも他のディズニーランドと比べてかなり違うところです。
例えば、フランスにあるディズニーランド
「ディズニーランド・パリ」のショーでは
キャラによって英語とフランス語のどちらかの言語が話されます。

他にも香港にある「香港ディズニーランド」では
アトラクション「ジャングル・リバー・クルーズ」にて
スキッパーが話す言語を
英語、東広語、中国語の
どれかから選ぶことができます。

このように他のディズニーランドでは
様々な言語のゲストに対応できるようになっていますが
東京ディズニーランドでは
体験できる施設の殆どの言語が日本語に統一されています。
ただ、近年では外国人のゲストも増えてきているため
後に他の言語が使われることが増えるかもしれません。

以上、東京ディズニーランドが他のディズニーランドと違う点について見ていきました。
今回はざっくり見ていたため、
本当はもっと細かいところで違いがあります。
それについてまた気にしてみても面白いかもしれません。

世界のディズニーパークの「山」を比べてみる

ディズニーで城ではない方といえば?

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"Mount Prometheus and Mediterranean Harbour, Tokyo DisneySea" by e_chaya is licensed under CC BY 2.0

…そう!ですね!
東京ディズニーランドの3大マウンテン
スペースマウンテン
ビッグサンダーマウンテン
スプラッシュマウンテン
また、東京ディズニーシーの中心に聳える
プロメテウス火山
どれも迫力のある山です。

これだけ切っても切り離せない関係にある
ディズニーパークと山
海外のディズニーパークにも、
東京ディズニーリゾートでは見れないような
数々の山が存在します。
今夏はそんな海外のディズニーパークにだけ存在する山
についてみていこうと思います。

マッターホルン (ディズニーランド)

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"Matterhorn Bobsleds 2012 update" by insidethemagic is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

ディズニーパーク初の山がこちら
カリフォルニアのディズニーランドに聳え立つ
マッターホルンです。
こちらの山には2種類のレールが張り巡らされており、
ボブスレー型の乗り物に乗って駆け降りる
マッターホルンボブスレーという
ジェットコースターがあります。
ディズニー初の山からもう
ジェットコースターだった訳なんですが、
実はディズニーパーク初のジェットコースター
さらには世界初のスチールローラーコースター
このアトラクションです。
ごく稀に登山家が
この山を登っているのを見ることもできるんだとか。

エベレスト (ディズニー・アニマルキングダム)

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"Expedition Everest - Disney's Animal Kingdom" by markwalters6 is licensed under CC BY-ND 2.0

先程の山と同じ雪山ですが
あちらが美しいマッターホルンだったのに対し
こちらは世界最標高の山エベレスト
しかも世界のディズニーパークで最も高い山となっています。
ディズニーパーク最大規模のジェットコースターであり
ゲストは列車に乗って山の内部に入ります。
しかし中には凶暴なイエティがおり
なんとゲストの乗る列車が走る
レールを壊してしまいます
ゲストはそのまま下に真っ逆さま…
と思いきや今度は列車がバックし始めるという
かなりスリリングなアトラクションに仕上がっています。
周りが森に囲まれ、沢山の動物たちが暮らす
ディズニー・アニマルキングダムならではの
ワイルドなアトラクションとなっています。

グリズリー・ピーク (ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)

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"Grizzly River Run" by Castles, Capes & Clones is licensed under CC BY-ND 2.0

まるで熊の横顔のような形をした山。
こちらの山の周りにはジェットコールターではなく
「グリズリー・リバー・ラン」という
円形のボートに乗って急流を川下りするアトラクションが存在します。
大きな川円形のボートが
ぐるぐると回転しながら突き進む
爽快なアトラクションとなっています。

グリズリー・マウンテン (香港ディズニーランド)

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"Exploring Grizzly Gulch" by Castles, Capes & Clones is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

 

こちらも熊の横顔のような形をしていますが、
先程が自然の山だったのに対し
こちらは鉱山となっています。
この鉱山はただ熊のような形をしているだけではなく
熊にまつわるとある言い伝えがあります。
その昔…この山が高山となる前、
3匹の熊が岩壁に背中を擦り合わせていました。
熊が去った後、その岩壁から火花が飛び散り
なんと金が発見されました!
それからこの山は金鉱山として栄えるようになったのでした。

この山には、鉱山時代の列車に乗って山を駆け抜ける
「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」という
ジェットコースターが存在します。
言い伝えでは金を発見してくれたありがたい熊達ですが、
アトラクションでは熊の悪戯によって
列車は暴走することになります。

キャデラック・レンジ (ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)

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"Cars Land rides" by insidethemagic is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

連なるオレンジ色の山々。
ディズニー・ピクサー映画「カーズ」の世界観を再現したエリア
「カーズランド」に存在します。
ここでは映画に登場する「ラジエーター・スプリングス」という街並みが再現され、
街を車に乗って疾走するラジエーター・スプリングス・レーサー」という
アトラクションも存在します。
また、この山はただ世界観を再現しているだけでなく、
パークの外にある電柱や建物などの景観をうまく隠せるように
計算して設計されています。

ロアリング・マウンテン (上海ディズニーランド)

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"Camp Discovery" by coconut wireless is licensed under CC BY-ND 2.0

頂上から滝が流れている巨大な山。
「アドベンチャー・アイル」というエリアの中心に存在します。
ここには「アルボリ族」という部族が暮らしており、
様々な貴重な遺跡や自然が眠っています。
そのため数々の探検家がここを訪れています。
ここには「キャンプ・ディスカバリーという
命綱一本
を頼りに危険なアスレチックに挑戦する

スリシングなアトラクションや、
「ロアリング・ラピッド」という
円形のボートに乗って急流を下るアトラクションがあります。
この山には「クァラ」という
巨大なワニのような生き物が潜んでおり
ゲストはこのボートに乗って山に入っていくことになります。

以上、東京ディズニーランドには無い
世界のディズニーパークの山をざっくりと紹介しました。
それぞれの山にさらに面白い話があったり、
東京ディズニーランドにも存在する山も
パークによってかなり異なることもあるので
また別の機会に紹介できたらと思います

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参考文献