自宅にいながらディズニーパークを楽しむブログ

年2、3回インパの遠方民がいかに自宅でディズニーパークを楽しんでいるかをお話しします

世界の「ファインディング・ニモ」がテーマのアトラクションを比べてみる

f:id:mitukeymouse:20211012094827j:plain

ディズニー・ピクサー制作の映画
ファインディング・ニモ
2003年に公開された本作は、
フルCGで描かれた海底描写や
可愛らしいキャラクターと共に
瞬く間に人気映画となりました。

そしてディズニーパークの鉄則として
人気映画がテーマのアトラクションを作りたい!
これがあります。
当然世界規模で大ヒットしたこの映画を
ディズニーパークが放っておくはずがありません。
アトラクションとなりました。
それもすごい数のアトラクションが作られました。
皆さんもファインディング・ニモのアトラクション搭乗率には
心当たりがあるかもしれませんが、
それを超える程に本当に沢山作られました。
というわけで今回は、
世界のファインディング・ニモをテーマにしたアトラクション
について見ていきたいと思います。

目次

タートル・トーク・ウィズ・クラッシュ (ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー、他)

f:id:mitukeymouse:20211012100610j:plain

"Turtle Talk with Crush at Disney Animation" by Castles, Capes & Clones is licensed under CC BY-ND 2.0

名前はちょっと違いますが、
皆さんご存知あのタートル・トークです
水槽の向こうにいるウミガメ「クラッシュ」と
お喋りしたり遊んだりできる
インタラクティブなアトラクション。
実は映画の公開から2年後の2005年には
カリフォルニアの方でオープンしていました。
(東京ディズニーシーでのオープンは2009年)

実はこのアトラクション
画面の中のキャラクターとお喋りできる系の
アトラクションの元祖で、
映像形アトラクションあるあるの
映像が同じなので飽きられやすいという問題を解決した
画期的なアトラクションでもあるのです。

また、スクリーンさえあればどこでもオープンできるというお手軽さから、
僅か数ヶ月の期間限定オープンを始め、
ディズニークルーズ内のレストランから
時には病院にまで
オープンしたことがあるのです。

f:id:mitukeymouse:20211012124603j:plain

上の写真はディズニークルーズのレストランのもの
"Turtle Talk with Crush - Animator's Palate, Disney Dream" by insidethemagic is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

お手軽さと人気を両立している
タートル・トーク
今後もどこかでオープンするかもしれません。

クラッシュ・コースター (ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク)

f:id:mitukeymouse:20211012125215j:plain

"Disneyland Paris - Walt Disney Studios - Crush's Coaster" by meanderingmouse is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

ファインディング・ニモがテーマのジェットコースターもあります。
それがこちらの「クラッシュ・コースター」です
2007年にディズニーランド・パリにオープンしました。
亀の甲羅型の回転する座席に乗って、
海流がイメージされた屋内空間を疾走します。
前半は普通のダークライドで、
後半から一気にジェットコースターとなります。
現在でもディズニーランド・パリにしか存在しない
数少ないアトラクションのうちの1つです。

ファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジ (ディズニーランド)

f:id:mitukeymouse:20211012130922j:plain

"Finding Nemo Submarine Voyage" by bunnicula is licensed under CC BY-ND 2.0

こちらは、カリフォルニアのディズニーランドに50年以上前から存在する
「サブマリン・ヴォヤッジ」という潜水艦のアトラクションを
ファインディング・ニモをテーマにリニューアルしたもの。
実際の水中を乗り物に乗って潜るアトラクションで、
前半は海面を進む潜水艦からの海の様子が観察でき、
後半は潜水艦が潜水し、
海を泳ぐファインディング・ニモのキャラクター達の様子を
見ることができます。

シー・ウィズ・ニモ&フレンズ (エプコット)

f:id:mitukeymouse:20211012134205j:plain

"The Seas with Nemo and Friends!" by hyku is licensed under CC BY 2.0

2人乗りの貝殻型の乗り物に乗り
ファインディング・ニモの世界を冒険するアトラクション
「シー・ウィズ・ニモ&フレンズ」
他のものと比べると内容は至ってシンプルですが、
凄いのはアトラクション終盤
このアトラクションには巨大な水族館が併設されており、
水族館の魚達と一緒に泳ぐニモ達の姿を
見ることができます。
また、先述の「タートル・トーク・ウィズ・クラッシュ」も
このアトラクションに併設されています。

ニモ&フレンズ・シーライダー (東京ディズニーシー)

f:id:mitukeymouse:20211012094827j:plain

皆さんご存知ファインディング・ニモがテーマの
大型アトラクション。
「シーライダー」という魚の形をした潜水艦に乗り、
魚の大きさにまで縮小されて海の世界を冒険します。
続編ファインディング・ドリー公開後に
オープンされたアトラクションということもあり、
ファインディング・ドリーの要素も
数多く含まれています。
ストーリーにいくつかのパターンがあり、
乗るたびに違ったキャラクターに会える
贅沢なアトラクションです。

以上、世界のファインディング・ニモがテーマのアトラクションを
見てきました。
ここでおまけとして、
アトラクションでは無いのですが
もう1つ紹介したいと思います。

ファインディング・ニモ・ザ・ミュージカル (ディズニー・アニマルキングダム)

f:id:mitukeymouse:20211012141212j:plain

"Finding Nemo the Musical - Disney's Animal Kingdom" by hyku is licensed under CC BY-SA 2.0

こちらは「ディズニー・アニマルキングダム」というパークで公演されているショー。
映画「ファインディング・ニモ」の本編を
40分弱の長尺で演じ切ります。
ファインディング・ニモは勿論殆どのキャラクターが
海の生き物で構成されているため、
キャラクターは殆どがパペットを使って表現されます。
さらに海の様々な情景を表現するため
様々な特殊効果が使われるので、
かなり見応えがあるショーとなっています。

因みにミュージカルということで、
いくつかオリジナルの曲が歌われるのですが
その中の1つ「In The Big Blue World」
先述した「シー・ウィズ・ニモ&フレンズ」にも
使用されています。

なぜここまでファインディング・ニモがパークに進出しているのか
映画の人気もありますでしょうが
おそらくは「海=ニモ」という扱いやすさからでしょう。
ディズニーパークのアトラクションといえばやはり冒険です。
冒険の舞台といえば空、大地、宇宙の他にがあります。
そういう意味でもファインディング・ニモの出番が多いのでしょう。

…ただ、何もファインディング・ニモ以前に海での冒険をテーマにした作品が存在しなかったわけではなく、
以前はその作品がパークに数多く登場していたこともありました。
その話についてはまたいつかお話ししましょう。