「ベイマックスのハッピーライド」のキャラが国によって異なるので比べてみる
B・A・Y!M・A・X!
ベイマックスのハッピーライド!
楽しいアトラクションが新たにオープンしました。
2020年に東京ディズニーランドにオープンした
「ベイマックスのハッピーライド」
ゲストはケアロボットの運転するハッピーライドに乗り、
縦横無尽に振り回されます。
このアトラクション、よく見ると3枚のターンテーブルをケアロボットが移動しており
ターンテーブルの回転が逆になることで遠心力がかかるという
シンプルながら面白い仕掛けをしております。
このアトラクション、オープンの際は
「日本初の体験」
と大々的に宣伝されておりました。
実はこのアトラクション、既に世界3つのパークにオープンしており
しかも全ての国によってキャラが異なります。
では今回は、「ベイマックス以外のハッピーライド」について見ていこうと思います。
メーターのジャンクヤード・ジャンボリー (ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)
このタイプのアトラクションの元祖。
ディズニー・ピクサー映画「カーズ」をテーマにしたエリア「カーズランド」に存在します。
ベイマックスとは違い屋内で、ライドもベビートラクターが引っ張る荷物となっています。
オープンしたのは2012年。
こんなに前からこのタイプのアトラクションが存在していたのはちょっと驚きです。
また、
ハロウィンには「メーターのグレイブヤード・ジャンブーリー」
クリスマスには「メーターのジングル・ジャンボリー」
となり、流れる音楽や装飾が変更されます。
ウッディのラウンド・アップ (上海ディズニーランド)
メーターのジャンクヤード・ジャンボリーのテーマが変更されたもの。
2018年にオープンしました。
ディズニー・ピクサー映画「トイ・ストーリー」シリーズに登場するオモチャの馬「ブルズアイ」のような馬が、
ゲストが乗っている荷車を振り回します。
エリアは映画の世界が再現された「トイ・ストーリーランド」にあり、
全体的にオモチャのようなデザインで構成されています。
オモチャの馬はそれぞれ色や性別が異なるので
どの馬に引っ張られるかというのも楽しみの1つ。
エイリアン・スワーリング・ソーサー (ディズニー・ハリウッド・スタジオ)
ウッディのラウンドアップの2ヶ月後にオープンしたアトラクション。
映画「トイ・ストーリー」シリーズに登場するエイリアンのキャラクターが、
UFOに乗ってゲストが乗る宇宙船を振り回します。
同じくトイ・ストーリーランドに存在しますが、
こちらは屋根があり、デザインも大きく異なります。
屋根があるので照明効果が使えるため、
乗車中はノリノリの音楽に合わせて
カラフルの照明が動き回ります。
かなりベイマックスのハッピーライドに近いアトラクションですね。
よく見るとゲストが乗る乗り物の形も似てる…?
なお、クリスマスにはクリスマスソングが流れるようになります。
以上、世界の様々なハッピーライドについて見ていきました。
最後に実はこのアトラクションの起源は東京ディズニーリゾートにあった?という話をしておきましょう。
このアトラクションは、2つのアトラクションをハイブリットさせた技術で作られています。
1つは「ケニーウッド」というアメリカの遊園地に存在する「ウィップ」というアトラクション。
2枚のターンテーブルに紐で付けられた乗り物がひたすら回転するというアトラクションで
紐で繋がれているためかなりの遠心力を感じることができます。
これをターンテーブルを結合させ、
さらに逆回転のターンテーブルに移るようにすればベイマックスのハッピーライドとなるのですが、
その仕組みをもっと前から使用していたアトラクションがあります…
それが東京ディズニーシーのアトラクション
「ワールプール」です
こちらのアトラクション
基本的な構造はコーヒーカップなのですが、
カップが2つのターンテーブルの上を移動し続けます。
カップの回転とターンテーブルの回転で
より遠心力を感じることができます。
今やキャラを変えながらも世界4つのパークに進出し、
全世界のパークにオープンするかもしれない
「ベイマックスのハッピーライド」
その起源となるアトラクションに
乗ってみるのもいかがでしょうか?